アフリカマイマイ

ヨウスケ

2012年04月09日 07:50

まだまだ続く、害虫シリーズ

今日は 「アフリカマイマイ」 を紹介します

沖縄に住んでいる方なら、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

今回の4種類の中では一番馴染みのある虫でしょう




↑こちら製作中

完成は30㌢ほどの大きさになり、重量も増えてしまうので

芯材の周り、中心部は軽量粘土を使用し

外側は切削・研磨作業に適した石塑粘土で成形




こちらは完成型

本物の殻を参考に塗装しました。殻にはうっすらとパールをかけ

艶加減で殻と身の質感を表現しました





さて、今回もお勉強の時間です‥

 アフリカマイマイは、成貝の殻径が7 - 8cm、殻高が20cm近くに達する
 世界最大級のカタツムリである。

 本種を中間宿主とする寄生虫は、人間に寄生した場合、
 好酸球性髄膜脳炎を引き起こす危険があり、場合によっては死に至る。
 触る、這った跡に触れる等してもこの寄生虫に寄生される危険があり、大変注意を要する生物である。

 日本では植物防疫法により有害動物指定を受けており、
 分布地からの生体の持ち込みは原則禁止されており、
 世界各国でも本種の生体の持ち込みは禁止されている。
 一方で外来生物法においても要注意外来生物に指定されており、
 世界の侵略的外来種ワースト100 選定種にもなっている。



いやぁ、怖いですね。身近な害虫だけに。

駆除がてら何度となく触ってましたが危険行為だったとは・・

タフな生命力と凄まじい繁殖力を持っている手強い奴


以前、スコップでやっつけた際、タマゴがうじゃうじゃ出てきて

吐き気をもよおしたのは不快な思い出です


とある居酒屋のお通しで、似た物を出されたことがあったけど

タマゴの一件の直後だったので食えなかった



聞いた話じゃ、昔は沖縄でも食べてたらしい

フランスではエスカルゴの代用品として本種が食されているらしいです


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